櫃田珠実
「power stone」
色金山歴史公園茶室管理棟

・氏名

櫃田珠実

・作品題名

power stone

・作品概要

色金山の頂には、1684年、家康が秀吉と対決した長久手の戦いで、まわりを見渡しながら軍議をおこなった時に腰掛けていたという石がある。床机石と呼ばれる椅子にしてはやや大きなこの石塊は、今は茂った木々にかこまれた場所にあり家康が眺望したと思われる景色を見ることはできない。この時代(桃山)には金雲や装飾性、俯瞰した絵画が特徴的な障壁画がつくられるが、輝かしい経歴をもつ石のあるこの地のイメージを金雲の写真で表現したいと考えた。

・作品制作年

2022

・作品サイズ

50×30

・素材

写真

・作者プロフィール

愛知県立芸術大学美術学部大学院修了 /Royal College of Art (M,A. )UK   Post graduate Art & Design修了 現在 名古屋芸術大学教授

2004年 「新花論」東京都写真美術館、東京

2011年 「常設特別展 Art in an Office ̶印象派・近代日本画から現代絵画まで」豊田市美術館

2012 年 展覧会:<中川 運河> 写真集:「中川 運河 写真」  

2012,年2016年「収蔵品展」 東京オペラシティアートギャラリー  

2016年<芸術は森からはじまる>愛知県立芸術大学創立50周年記念展示  など

・作品掲載:光村図書 高校美術2(高校2年生用美術科教科書 表現の手法5「写真を使って」参考作品「Floating World」2008年〜2014年 )

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